トップページ>健康クッキング「黒豆とねぎのほかほかスープ」
医食同源という言葉があるように、食は健康づくりの源です。
身近な食材の栄養成分についても学びながら、料理のレパートリーを増やしましょう。
身近な食材の栄養成分についても学びながら、料理のレパートリーを増やしましょう。
ヘルシーな黒豆をつかった一品。
スープなのでたっぷり食べられます。
スープなのでたっぷり食べられます。
- ■材料(4人分)
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- 黒豆…50g
- 鶏ひき肉…60g
- 水…800cc
- 鶏がらスープの素…小さじ2
- ねぎ…1本
- 塩…小さじ1/2
- しょうゆ…小さじ1
- こしょう…少々
- ■作り方
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- 黒豆は耐熱皿に並べ、電子レンジで2分程、殻がはじける位に加熱する。ねぎは小口切りにする。
- 鍋にAと鶏ひき肉を加えてぱらぱらにほぐす。
- (2)に黒豆を加えて火にかけ、豆が柔らかくなるまで20分程アクを取り除きながら煮込む。
- ねぎを加えてひと煮しBの調味料で味を調える。
※ 鶏ひき肉をばらばらにほぐすには、水から入れるのがポイントです。
※ 好みで揉んだ焼きのりを散らすのもお勧めです。
「黒い食べ物」は身体に良い?
- 女性ホルモンの役目をするイソフラボン
- 更年期に入ると減っていく女性ホルモンの「エストロゲン」。その影響で、イライラやのぼせ、肩こり、冷え症といった更年期障害特有の不調が現れます。黒豆に多く含まれる「イソフラボン」は、エストロゲンと似た役割を果たす成分。不足した女性ホルモンをイソフラボンで補うことによって、身体の不調を改善へと導きます。また、骨からカルシウムが溶け出すのを防ぐため、女性に多い骨粗鬆症の予防にもなります。
- 黒い色素に抗酸化作用
- 「黒い食べ物は、身体に良い」とよく言われます。黒豆の色素には「アントシアニン」というポリフェノールの仲間が含まれ、老化を予防する抗酸化作用に優れます。また、高血圧や動脈硬化などの予防にも効果的です。この他、視神経を活性化させ、視力の回復や眼精疲労の解消も期待できます。ただし、効果が長時間持続しないので、こまめに摂取することが大切です。
- 更年期障害
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女性だけの症状と思われがちですが、実は男性にも当てはまります。ストレスや環境の変化などが影響するので、身体の変化を見逃さないことも大切。また、20代〜30代にかけての若い年齢層でも更年期のような症状が出る場合があるので、注意が必要です。