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骨ドック

骨ドックとは & 料金表

骨ドックは、体を支える骨の状態確認を主体とする検査です。これにより、高齢者の寝たきりの原因の約20%を占める(骨折・転倒・関節疾患につながる)骨粗しょう症を早期に発見できます。当院では、問診、DEXA法、レントゲン撮影を組み合わせ骨ドックを実施しております。
また、骨密度測定で要検査になった場合、治療のためにオプション検査の骨代謝マーカー測定を
行います。その場合オプション検査は、保険診療で測定が可能です。

検査内容について

■問診所要時間 5

過去の骨折歴の聴取、骨密度の数値、採血結果など総合的に問診し、薬剤を選択します。骨折を予防し、身体機能の低下を予防することで健康寿命を伸ばすことができると考えられます。

■DEXA(デキサ)法所要時間 10

超音波法、MD法、CT法など他の骨密度検査と比べ信頼性が高いといわれるDEXA法※で骨量測定します。
当院では腰椎と大腿骨に2種類のX線を照射し、骨によるX線の吸収差を利用して骨塩量を測定します。
※DEXA=Dual Energy X-ray Absorptiometry 二重エネルギーX線吸収測定法のこと

Point! 「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015年版」によると、骨の健康を知る上で腰椎または大腿骨の近く(足の付け根)による骨密度検査が推奨されています。

■脊椎撮影所要時間 5

脊椎のX線(レントゲン)撮影を行います。主に胸椎と腰椎を撮影し、脆弱性骨折の有無や骨の変形、骨粗しょう症による変化などがないか判定します。骨粗しょう症と他の病気とを区別するためにも必要な検査です。

オプション検査

■骨代謝マーカー所要時間 5

血液検査で骨代謝マーカーを測定します。骨の新陳代謝に関わる物質で、骨形成や骨吸収の程度を調べます。
※骨密度測定で要検査となった場合は、保険診療で測定が可能です。

骨形成マーカーBAP(骨型アルカリホスファターゼ)

新しい骨を作る「骨形成」の活動を測る検査で、骨を作る細胞(骨芽細胞)の働きを調べることで、骨がどれくらいの速さで作られているかを確認します。数値が低いと、新しい骨が十分に作られていない可能性があります。

骨形成マーカーtotalP1NP(トータルピー・ワン・エヌピー)

骨形成の指標で、新しい骨が作られる際に生成されるタンパク質を測定します。骨の新陳代謝のバランスを知るために役立ちます。

骨形成マーカーTRACP-5b

骨が古くなった部分を壊す「骨吸収」の活動を測る検査です。骨を壊す細胞(破骨細胞)の働きを調べることで、骨がどれくらいの速さで壊されているかを確認します。数値が高いと、骨が壊れるスピードが速く、骨が弱くなっている可能性があります。

検査料金

骨ドック(腰椎+大腿骨のDEXA法) 5,500円(税込)
骨代謝マーカー 5,500円(税込)
以下に該当する方は検査を受けられません
  • 妊娠されている方、またはその可能性がある方
  • 予定日の1週間以内にバリウム検査、造影検査、アイソトープ検査を受けた方

上記以外でも骨ドックが可能かどうか確認する場合があります。

40歳からはじめる骨粗しょう症検診

知らないうち(無症状)にやってくる「いつのまにか骨折」を防ぐため、女性は30代後半から 40代半ばで閉経に向けて心身の変化が生じはじめるプレ更年期を迎えます。その時期の40歳頃に自分の骨量を一度測って知っておくとよいでしょう。

公益財団法人 骨粗鬆症財団 40歳からはじめる骨粗しょう症検診

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