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知っておきたい身体の危険信号「高血圧症」
>検査内容と検査結果解説
血圧の病気を知る検査
血圧測定
血圧は、心臓から送り出された血液の流れが血管壁に対して示す圧力で、通常動脈圧を指します。 最高血圧(収縮期血圧)が140mmHg以上、最小血圧(拡張期血圧)が90mmHg以上を高血圧と判定します。 低血圧は、最高血圧が100mmHg以下の場合を指しますが、多くの場合体質的なものですので心配ありません。
高血圧患者のリスク階層化
血圧値を正常高値と高血圧㈵度、㈼度、㈽度の4つに分けています。
血圧以外のリスク要因欄の名称がリスク第一層、第二層、再三層になり、このリスク層と血圧分類を軸にして脳卒中や心筋梗塞、心不全などの危険度を示し、初診時の高血圧治療計画を決定します。
※危険因子とは腹部肥満、血糖値異常、脂質代謝異常など
※喫煙は独立した危険因子になります。
心電図
心臓の電気的変化を捉え、狭心症、心筋梗塞などの虚血性心疾患、高血圧心、突発性心筋症などを診断します。 安静時に異常がみられた場合には、所見に応じて、一定の運動負荷をかける負荷心電図、一昼夜の心電図をとるホルター心電図、心臓超音波検査などが必要となります。
ドクターより
幅 院長
(ノア今池クリニック)
高血圧症はいろいろな病気の原因になる危険な状態です。
普段から、1日1回時間を決めて(ex 起床時など)血圧を測定して下さい。 自宅血圧が140を継続して超える時には、医療機関を受診して下さい。 喫煙・肥満は高血圧の原因でもあり、悪化させる因子でもあります。 適切な運動と禁煙を心掛けて下さい。
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