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トップページ知っておきたい身体の危険信号「すい炎」>検査内容と検査結果解説

知っておきたい身体の危険信号

成人の8人に1人 新たな国民病とされる慢性腎臓病

すい炎の検査

血液検査
消化酵素の一種、アミラーゼが血中に増加していないか調べます。
項目 正常値 解説
アミラーゼ 60〜250IU/l 急性すい炎の場合、数値は5〜10倍に上昇し、
慢性すい炎は2〜3倍の高値が持続する。
※アミラーゼには、すい臓由来のものと、唾液腺由来のものがあるため、アイソザイムを測定して区別する必要があります。
※同時にリパーゼを測定することもあります。
 
腹部超音波検査
急性すい炎の原因として多く見られる胆石症の診断に有効です。
すい臓のはれや、周囲の炎症性変化を確認します。すい癌、すい腫瘍、すい外傷など、ひと通りのすい臓疾患も診断することができます。
CT検査
 
すい臓の線維化や、すい石の有無を調べます。
ただし画像診断で異常が見つかった時には、病態は既にかなり進行しているケースが多いのが現状です。
また胆石、総胆管結石などの診断に有効です。
 
ドクターより
幅 院長
(ノア今池クリニック)
すい炎は危険な病気。定期的なCT、超音波検査で早期診断を!
急性すい炎は場合によってはショック状態となり、死亡に至ることもある危険な病態です。肉を多量に食べ、アルコールをたくさん飲む行為は発症の引き金になります。また、胆石症や総胆管結石が原因にもなります。CTや超音波検査が有効ですので利用してください。慢性すい炎は、ガンの可能性も出てくるので要注意です。
 
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