名古屋市名東区|すぎやま病院|人工透析|リハビリ|外科|内科|整形外科

トップページ>知っておきたい身体の危険信号「胃がん」

知っておきたい身体の危険信号

50年間に男性約7倍、女性約6倍に増加!女性がん死の第1位 大腸がん

がん死亡数のうち胃がんは男女ともに第2位!

胃壁にある粘膜内の細胞に発生する胃がん。(財)がん研究振興財団の統計によると、がんの死亡数が多い部位は、肺がんに続き胃がんが男女ともに2位を占めます。
胃がんの原因として考えられているものは、塩分の多量摂取、喫煙、飲酒、精神的なストレス、遺伝子の変異などがあります。WHO(世界保健機関)では、胃の中に住むピロリ菌も胃がんのリスクを高める危険因子として認知しています。
  部位別がん死亡数

静かに進行する胃がん。わずかな胃の変化に注意

原因が何であれ、最も大切なのは早期発見です。発生時は30〜60ミクロンと極めて小さいものの、年単位の時間をかけて大きくなり、放置すれば90%の確率で「進行胃がん」になる恐ろしい病気です。
どこまで進行したかで「早期胃がん」と「進行胃がん」に分かれ、早期であれば開腹手術をする必要がなく、内視鏡による切除で対応ができます。ただし、胃がんはかなり進行するまで自覚症状が出ません。食後や空腹時にみぞおちの痛みを感じる、ふだんから胃の膨満感がある、吐血、下血、体重が減少したなどの症状が出たら、すぐに診察を受けましょう。
また良性腺腫、過形成性ポリープ、胃潰瘍、胃炎、悪性リンパ腫など、胃がんと似ている病気もあるので、検査によって慎重に判別することが大切です。
  胃がんのできやすい部位
 
胃がんの進行
早期発見で完治する病気。毎年の検診を心がけましょう。

胃がんの手術というと外科手術を思い浮かべる人が多いようですが、「早期胃がん」であれば、内視鏡を使って手術することができ、短期間の入院で済むうえに、転移や再発の心配もほとんどありません。「早期胃がん」を発見するには、定期的な検診が欠かせません。40歳を過ぎたら、専門機関での受診をおすすめします。

健康診断の内容を見る  
 
■バックナンバー
>>「虚血性心疾患」を見る
>>「すい炎」を見る
>>「肺がん」を見る
>>「糖尿病」を見る
>>「肝臓病」を見る
>>「胃がん」を見る
>>「認知症」を見る
>>「高血圧症」を見る
>>「大腸ガン」を見る
>>「慢性腎臓病」を見る
>>「関節リウマチ」を見る
 

個人情報の取り扱いについて