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知っておきたい身体の危険信号

50年間に男性約7倍、女性約6倍に増加!女性がん死の第1位 大腸がん

食生活の欧米化により増加する大腸がん

  大腸がん
厚生労働省の調査によると、胃がんによる死亡率が減少しつつある一方、大腸がんは50年間で男性は約7倍、女性は約6倍に増加しています。しかも2003年以降は、女性がん死の第1位となっています。大腸がんの患者数はすでに10万人を超え、今後さらに増え続けると予想されています。
大腸がんが増えている要因として、食生活の欧米化による、肉類など動物性脂肪のとりすぎがあります。動物性脂肪を消化・吸収する働きを持つ胆汁酸は、大腸で分解されて「二次胆汁酸」となりますが、このなかに発がん物質が含まれているため、胆汁酸が増えると、がん発生の可能性も高まりやすいといわれています。
 

血便や繰り返す便秘・下痢に注意

大腸がんができやすい部位はS状結腸と直腸です。肛門に近いため、比較的早いうちに血便などの症状が表れることもあります。血便のほか下血(肛門からの出血)、便の通りが悪くなって便秘になったり、それを押し出そうと下痢になったりします。便秘と下痢を繰り返す「便通異常」が大腸がんのサインとなるケースもあるので注意が必要です。他にも、がんで大腸の内腔が狭くなると、便が細くなったり、排便後に残便感を覚えるようになります。   大腸
 
早期発見、早期治療が根治の第一歩です

大腸がんは長い時間をかけて、ゆっくりと発生する病気です。ただし、がんのなかでも適切に治療を受ければ、根治しやすいのが特徴です。早期発見、早期治療が根治の第一歩。内視鏡検査で大腸内をくまなく確認し、がんかどうかの確定診断を行うことが大切です。早期に見つけることができれば、内視鏡手術で治療することができます。

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