名古屋市名東区|すぎやま病院|人工透析|リハビリ|外科|内科|整形外科
トップページ
>
知っておきたい身体の危険信号「慢性腎臓病」
>検査内容と検査結果解説
腎臓の病気を知る検査
尿検査
尿検査では、大きく、色や比重など尿をそのまま調 べる尿検査法と尿中の成分を調べる方法があります。
腎臓の病気を知る方法として、たんぱく、糖、潜血、pH、ウロビリノーゲンの成分を検査します。
項目
正常値
解説
尿たんぱく
陰性(ー)
3ヶ月以上陽性(+)が続くと、慢性腎臓病と診断され治療が必要となる。
尿糖
陰性(ー)
ブドウ糖が過剰に漏れ出ていないか調べる。
陽性(+)の場合、多くは糖尿病が疑われる。
尿潜血
陰性(ー)
陽性(+)の場合、腎炎、尿路結石、膀胱炎、腎臓や尿路の腫瘍などが 疑われる。
pH
5.0〜8.0
尿の、酸性・アルカリ性の度合いを調べる検査。
アルカリ性の場合、腎盂腎炎、膀胱炎、尿道炎が疑われる。
ウロビリ
ノーゲン
記載なし
陰性(−)、陽性(+)などの記載があれば異常値とされる。
陽性の場合は肝臓病、陰性の場合は胆道閉塞が疑われる。
血液検査
尿検査では尿たんぱくや血尿が持続的に認められるのを確認するのに対し、
血液検査では腎機能の低下の有無を調べます。
項目
正常値
解説
クレアチニン
0.5〜1.1mg/dl
クレアチニンは筋肉を動かしたときにつくられる老廃物。
腎機能が落ちると尿に排出されず血液中にたまる。
血中尿素
窒素
5〜20mg/dl
血中尿素窒素はたんぱく質の燃えかす。クレアチニンと同様、腎機 能が落ちると尿に排出されず血液中にたまる。
尿酸
7.0mg/dl未満
尿酸は細胞に含まれる核酸が分解されたもの。血液中の尿酸量が 増えると、ナトリウムと結合して結晶をつくり痛風になる。
ドクターより
幅 院長
(ノア今池クリニック)
早期発見と、適切な治療の開始が重要です
慢性腎臓病は進行していくにつれて貧血や心臓病を引き起こし、骨にも障害を与える可能性があります。透析療法により不具合を補助することはできますが、やはり限度があります。早期に異常を発見し、適切な治療を開始することが重要だと思います。
前のページにもどる
病院案内
外来案内
リハビリテーション
人工透析センター
入院案内
健診案内
関連施設案内
健康クッキング
健康コラム
地域医療連携
部門案内
採用情報
ノア今池クリニック
新たに1.5T-MRIを導入致しました。
医療機器共同利用のご案内
個人情報の取り扱いについて