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季節の気をつけたい病気や身近な病気について、原因と予防、対策法をご紹介します。
毎日の健康管理にお役立てください。
 
熱中症
熱中症は、体内の水分が不足することで汗をかけなくなり、熱が徐々に身体にたまり、体温が上昇して発症します。屋外や屋内に限らず、気温が高い日や、湿度が高く汗が蒸発しにくい日は注意が必要です。特に体温を調節する発汗機能が低い子どもや高齢者、皮下脂肪の多い肥満の人は、身体に熱がこもりやすいため、気をつけましょう。めまいや吐き気、意識がもうろうとする等の症状が表れたら、早めに対処することが大切です。 熱中症こども
熱中症の症状
 
熱中症は、症状によって次の4つに分類されます。
   
予 防
 
水分を十分に補給する  
体温を下げようとして多量に汗をかくと塩分が失われるため、塩分濃度0.1〜0.2%を含む飲料を補給しましょう。気温が高い時に運動する場合には、15〜30分ごとに水分補給の休憩を取ります。
吸湿性、通気性のよい服を着用する
吸湿性、通気性のよい綿や麻の生地でできた服を選びましょう。効率よく汗が蒸発するため、スムーズに体温を下げることができます。屋外では帽子の着用も忘れずに。
こまめに温度を調節する  
温度計の目盛りが30℃を超えたら、エアコンを使って部屋を冷やす等、こまめに温度調整しましょう。車中では、冷房をかけていても輻射熱が大きいため、短時間でも乳幼児を残しておくのは危険です。注意しましょう。
   
対 策
 
症状が出たら日陰で休ませる
涼しい場所で衣類をゆるめ、足を高くして寝かせましょう。その後、スポーツドリンク等を少しずつ補給します。動脈がある首筋やわきの下、足の付け根を、濡れタオルや氷で冷やすと効果的です。
   
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